日本の政策金利は0.5%(2008年2月現在)。これは、主要先進国のなかでは最も低い数値。一時期のゼロ金利政策時代から見れば多少は上がってきたものの、次に低いスイスの2.75%や、アメリカの3%と比べると、実に3分の1以下(2008年2月現在)。そこでその金利差に目を付けて、円を外貨にして各国の有利な金利で運用してしまおう、というのが外貨預金なのです。ここ数年高い利率で推移しているのが、先進国のなかではオーストラリアドルとニュージーランドドル。両国の政策金利はオーストラリアが7%、ニュージーランドが8.25%(2008年2月現在)と日本と比べるとその差は歴然。この金利なら、すぐさま始めてみようと思うのも無理はないはず。でもその前に、外貨預金の注意点を押さえておくべし。注意点とは、外貨預金では円預金にはないコストが発生すること。それが為替手数料です。例えばアメリカドルの場合、1ドル当たり10銭~1円程度掛かってしまう。銀行によってバラツキがあるので、自分が預金をしたい通貨を決めたら、まずこの手数料をチェックしよう。そして、もう一つチェックすべきなのが、為替レート。これは相対的なものなので、外貨預金を始めるときは円高のときを、外貨から円に替えるときには円安になっているときを狙って行おう。最近では、キャンペーン金利を付けて外貨預金を積極的にアピールしているところもあるけれど、それには注意が必要。キャンペーン金利は期間限定の場合が多く、それも1年未満がほとんど。そのため「年利12%」「年利10%」などと謳っていても、実際に付く利息は数分の1程度に。利率の大きさだけに目を奪われると、予想よりも利息が付かなかった…なんていう可能性もあるので、きちんと見極めましょう。